2006年7月17日ジャワ島南西沖の地震

Realtime-JISNETによって観測された2006年7月17日ジャワ島南西沖の地震 防災科学技術研究所 国際地震観測管理室 2006/07/18（火） ■ 概要 2006年7月17日（月）8時19分頃（世界標準時）（日本時間午後5時19分頃）、インドネシアのジャワ島南西沖でマグニチュード（M）7.7 （米国地質調査所）の地震が発生しました。防災科研はインドネシア気象地球物理庁（BMG）と共同で、インドネシアにおける広帯域地震観測（Realtime-JISNET)を実施しております。この地震観測により得られた今回の地震の概要をお知らせします。 ■ 地震発生場所 米国地質調査所の解析によると、震源はジャワ島の南西沖約300km（クリスマス島の南東約200km）、深さ10kmと推定されています。 震源メカニズムおよび震源位置については防災科研でも現在解析を行っています。 ■ Realtime-JISNET観測点配置図 ■ Realtime-JISNETで観測された上下動波形（震央距離順） ■ LEM, BJI観測点での地震波形 Realtime-JISNETの観測点のうち震源に最も近いLEMとBJI観測点で記録された波形を示します。 ※ BJI観測点のEW成分は地震計の不具合により取得できておりません。 防災科学技術研究所 国際地震観測管理室